バイクとカメラと戯れ言

バイクはXJ600 diversion、カメラはDMC-CM1、旅の様子やそのほか日々のことを書きます

スタジオアリスとたまひよ写真館に行ってきた感想

おそらく子供の写真撮影の定番であるたまひよ写真館とスタジオアリスに行ってきました。

結論を先に書くと0歳児の写真撮影はスタジオアリスよりたまひよ写真館の方がいいと思います。

なぜこのようなことを言うかというとこの二つのスタジオは機材が大幅に違うため、撮れる写真が異なるのです。

まず撮影方法の違いです
たまひよはEOS5Dの手持ちカメラです。
スタジオアリスは中判カメラの備え付けカメラです。

次に照明の違いです

たまひよはスタジオに窓があり、自然光が取り入れられていました。
スタジオアリスはスタジオに窓はなく、シャッターに連動したストロボもありました。

このことからたまひよ写真館は全体的にスタジオの光量が高く、照明も全体的にフラットです。
そのため、移動やポーズ、タイミングに自由度があります。
さらに連写シャッターが使えるため、赤ちゃんの笑顔の瞬間を綺麗に納められます。

一方、スタジオアリスは窓のないスタジオになっていて、照明やレフが決まっています。
またストロボが当たる方向が決まっているため、子供が別の方向を向くと顔の光量が落ちてしまします。

そのため、スタジオアリスは移動やポーズ、タイミングに制限があります。
ストロボがシャッターに連動するため連写が使えず、笑顔の瞬間を逃すことが多いです。

つまりポージングが取れず、表情をつくれない0歳児ではたまひよの方がいい写真が多く撮れるでしょう

一方スタジオアリスの良さは豊富な衣装と決まった撮影スタイルでしょう
照明環境を全国で統一することが可能、画角もほぼ統一することが可能です。
つまりポージングできる年齢であれば安定して良い写真を撮ることができるでしょう。

結論としては
ハーフバースデーや初節句、誕生日はたまひよ
七五三や入学式などではスタジオアリス
といった使い分けが良さそうだと思いました。

キンブレランタンの製作

最近子供が産まれまして、夜間におむつの交換とミルクをあげています。

その際に通常は授乳ライトを使用するとおもいます。
しかし、我が家にはペンライトがありあまっているため、
キンブレを使用しています。

通常のキンブレでも十分ですが、明かりの直進性が強いため、
光を和らげる、ランタン化するブレード部分を製作しました。

f:id:grassbigboy:20240109220720j:image

 

 

キンブレのブレード部分の差し込み口はペットボトルとほぼ同じサイズということでしたが、ペットボトルはうまく差し込むことができませんでした。

(一昔前にキンブレとペットボトルで災害用ランタンを作っている人がいましたが、
あれはどうやっていたのでしょうか・・・)

 

3Dプリンタでペットボトル口を試作した結果原因がわかりました。
キンブレ部分の中央の発光部とペットボトルの内径が接触してうまくはまりません。

そのため、通常のペットボトル部分より内径を大きくする必要がありました。

左:標準のペットボトル口  右:内径を大きくしたペットボトル口
右のほうが壁が薄くなっていてキンブレに差し込める

データはOpenSCADにBOSL2のライブラリを追加して制作します。

include <BOSL2/std.scad>
include <BOSL2/bottlecaps.scad>

union(){
    translate([0,0,1.5])
    difference(){
        cylinder(center = true, h = 3, r = 35.0000000000);
        cylinder(center = true, h = 3, r = 11.5);   
    }
    generic_bottle_neck(pitch = 3.0,height=15,id=23);    
}

キンブレ差込口

あと、ブレード部分を作ります。

difference() {
cylinder(center = true, h = 130, r = 35.0000000000);
translate(v = [0, 0, 3]) {
cylinder(center = true, h = 127, r = 33.5000000000);
}
}

ブレード部分

できました。

あとは差込口部分とブレード部分を3Dプリンタで出力。

両方をビニールテープで固定すれば完成です。

キンブレランタン

通常よりも広範囲を照らせて光源も点光源から面光源にできたので満足です。

 

 

これをライブに持って行ってはいけませんよ!!
あくまでおうちでおむつを交換するのと災害時のランタン用です!

3Dプリンターkp3sのホットエンド冷却ファン交換

3Dプリンター kp3sで印刷しようとすると1mmぐらいでノズルが詰まってしまい印刷できなくなることが発生しました。

原因を調べていくとホットエンドを冷却するファンが動いていないことがわかりました。f:id:grassbigboy:20230828115208j:image

また電源ユニットの電源を入れた時から動くファンになっており、もしかすると印刷し終わっても電源を入れたままにしていたため余計な負荷をかけていたのかもしれません。

このファン、3010ファンといい縦30mm横30mm高さ10mmのメジャーなファンになっています。

ところがkp3sで使用されているファンは24vですが、国内で販売しているほとんどが12vです。

一応24vのものもAmazonで売れれてはいますが値段が高く、取り寄せにも時間がかかります。

一方12vのものは秋月電子で100円で売られており、店頭でも購入することが可能です。

他にもラジオデパートの3階でも多くの種類のファンを購入できます。

さて12vのファンを使用するためには24vを12vに変換しなければいけません。

多くの方の記事で使われているコンバータは出力電圧の調整ができるようですが、今回は12v固定で良いため、同じく秋月電子でDCDCコンバータを買って変換回路を組みましょう。


f:id:grassbigboy:20230828115304j:image

f:id:grassbigboy:20230828115105j:image

簡単に入力電圧とグランドの間に47μFのコンデンサを入れ、出力電圧グランド間にも同じものを入れます。簡単なノイズはこれで除去されます。

無事に元のファンの電源と変換して、12vファンが動かせました。

 

大体の方はマザーボードに変換基盤を収納していましたが、面倒なのでホットエンドの隣にぶら下げます。

f:id:grassbigboy:20230828115141j:image

 

これで印刷したところ無事に最後まで印刷することができました。

f:id:grassbigboy:20230828115332j:image

左が前の印刷結果、右がファン交換後の印刷結果

糸が引いているのはしばらく印刷していなかったため、材料のフィラメントが湿気てしまったのでしょう。

 

とりあえず無事に直すことができてよかったです。

結婚して1年間料理をしてみて。

1年前に結婚して、妻と同じ家での生活を始めました。
妻とは同じ職場、同じ部署の結婚であり、結婚しても共働きを続けています。
そこで料理については基本的に僕が作ることにしました。

最初の方は試行錯誤でしたが、一年を通じて安定してきました。

朝は7時に起きて朝食作り始める。
7時15分に作り終えて食べ始める。
7時35分には食べ終わって片付け。
準備して8時に家を出るのがルーティーンです。

このルーティーンの力は偉大で、段々と慣れていき、今では精神的な負荷はかなり少ない状態となりました。

朝ごはんは基本的にホットサンドメーカーで、サンドウィッチ。
昼ご飯はお互いに社食。
平日の夜ご飯はすぐ作れるパスタなどのワンプレート料理。
ただこれだけだと少しさびしくなるため、プラスアルファの一品を用意します。
大体スロークッカーを使用して一品作ります。
スロークッカーとは、電気で長時間煮込める料理で、煮物を作ったりしています。

このスロークッカーをスマートコンセントと連携させています。
会社を退社する際に、スロークッカーをオンにすると帰宅している間に、一品が出来上がります。

 

このように、ある程度パターン化したことが継続する1番の力になりました。

 

基本的に作る献立は冷蔵庫にある食材を優先的に使用します。
料理を作るうえで、足りない食材を購入しにいきます。お買い得な食材もあれば一緒に購入します。
こうすることによって冷蔵庫にある食材を消費するループ構造ができます。

1:冷蔵庫にある食材を確認。

2:献立を決める。

3:足りない食材・お買い得な食材を買う。

4:冷蔵庫にある食材と購入した食材で調理をする

5:余った食材→冷蔵庫ある食材

6:1に戻る

 

さて料理をする上で最もやってはいけないことがあります。
それは料理・食材をダメにすることです。
日本人は食べ物を大切にすることを骨の髄まで教え込まれています。
食べ物をダメにすると精神が大きく削られます。

つまり、冷蔵庫にある食材を管理し、消費するループを回すことが何より大切になります。

職場の同僚に「毎日、料理作っててすごいね。外食とか出来合いのもの買ったりしないの?」と聞かれることがありますが、外食や出来合いのものは調理する手間は省かれますが、食材を1日使わないことになります。つまり食材の期限が1日短くなってしまいます。

冷蔵庫の食材ループは朝夕食べることを想定して構築しているため、急な外食や出来合いのものを買うことは、食材を消費しきれず、無駄にしてしまう可能性があります。

これが結構なストレスなのです。

つまり料理において調理の手間が省くことよりも、食材を管理するということが重要なのです。

 

もちろん予定がわかっていれば、ループを切るタイミングを作ることができます。
そうすれば外食をしたり、出来合いのものを買うことができます。

つまり突発的な飲み会で家で準備されている料理を食べないということはやってはいけません。

 

もちろん仕事が遅くなった日に料理を作ることはとても大変です。
その際は外食したり、出来合いのものを買うこともあります。
私たち夫婦は同じ職場なので互いの仕事がどのくらいに終わりそうなのかある程度見積もることができます。ある程度の予定を見ながら食材を管理することができています。

 

これが今のところ共働き夫婦二人の生活で1年間料理をしてきての結論でした。