最高に最高でした!!!
以下ネタバレ含みます。
まず前提として、僕が最も好きなアニメはトップをねらえ2!とストライクウィッチーズであるということです。
(ちなみにフリクリはオリジナルも見てますが、意味がよくわからず話もよく覚えておりません。)
この二つの特徴なのですが、
どちらも主人公は10代の女の子であること。
超能力を使えること。
世界の危機に立ち向かっていること。
そして、能力にはあがりがあること。
最高なわけです。
まず何故、10代に限り超能力が使えるのかについて話します。
一言でいえば、無限の可能性を秘めているからではないでしょうか。
学校にいけば常に新しいことを学び、どんどん世界が広くなります。
体力的に無尽蔵のパワーがだせるのもこの年代です。
ちょうど能力のあがりがくるころだということです。
ストライクウィッチーズの坂本少佐やトップをねらえ!2のカシオやラルクは、大人になって能力が使えなくなりました。
今回のオルタナでは、子供と大人の狭間をこれでもかと描いていました。
ヒジリのパートについてです。
学生の頃は、高校生が大学生と付き合う人がかっこよく見えるとか。
ベタだけど、やっぱりあるものです。
そりゃ大人になった今から見れば大学生はおかしいと見えるものです。
が、自分も学生だった頃、別の学校の年上のお姉さんが好きでした。
でも結局告白はできずにそのままで。
その人はこれまた別の年上の男性と結婚してしまいました。
もっさんのパートについてです。
少しでも早く働くことはやはり大人に見えるものです。
自分は高専卒で、働くことを選択しました。
高専に入った頃はゲームを作るんだ!プログラミングを学ぶんだ!とか思ってました。
でも入学してみると自分よりがプログラミングができて、ゲームをつくれるやつばっかりで、自分の能力の低さに思いしらされました。
結局エンジニアとして働いていますが、プログラミングすることなく、最近は会議が増えてきました。
そんな、様々なことを経て僕は今に至るのです。
そして、主人公のカナですが
カナは典型的な何もない主人公です。
普通な家庭で育った普通な女の子です。
部活的なものも1話で破壊され、進路指導を問われ
自分の居場所がなくなっている状況です。
友達はどんどん自分の居場所を作っていて、焦るのです。
そして、他の三人に比べると子供なのです。
そして、佐々木くんの恋愛についてもラストも
そののままでいる、子供のままでいるという
選択をします。
だからこそトップレス能力が使えるんです。
しかしラストの、おでこの絆創膏を外すシーンは本当に最高でした。
完璧なトップレスのエキゾチックマニューバでしたが
あれがたまらなく好きなんですよね!
僕は水泳をやってましたが、大会に臨む時、
飛び込み台に立つ前は
心のなかでフィジカルキャンセラー全開!
エキゾチックマニューバ!ってやってました。
当時は本当に超能力のように身体の底からエネルギーがでていた気がしてました。
いまもたまにマスターズの大会にでますが、自分のエネルギーがカスッカスになってることを思いしらされます。
そんな自分の酸っぱい青春と、あの頃の情熱を思い出させてくれるいい映画でした。
フリクリでは、エキゾチック反応やフラタニティなどトップ2と同じ用語が使われてます。
月見そばのおっさんが使ってた銃も、ニコラスが操ってたフラタニティ艦隊を模したものでした。
そして、トップをねらえ2!は火星から始まる物語です。
ペッツが火星に移住し、事象の水平線に飛ばされたハル子が火星でシェルターに構築された街を眺めます。
ここからトップをねらえ2!に続くような展開です。
オルタナティブは二者択一ということです。
プログレッシブは進歩的ということですが、
映像の世界ではオリジナルな意味が強いです。
(アニメはプログレッシブで作られますが、放送はインターレースです。これ画質が下がってるんです。)
このことから
オルタナはオリジナルのフリクリからトップらしさを選択した世界。
プログレはオリジナルのフリクリはらしさを選択した世界なのではないでしょうか。
ところで、ガイナがトップをねらえ3!を作るらしいですね。果たしてこのフリクリオルタナを越えられるのか...