バイクとカメラと戯れ言

バイクはXJ600 diversion、カメラはDMC-CM1、旅の様子やそのほか日々のことを書きます

音楽を聴かないバイク乗りのスイマーの話

僕は音楽をあまり聴きません。よく自己紹介などで好きな音楽は何ですかと聴かれたりしますが、よく困ってしまいます。

その度に不思議な顔をされるので音楽を聴かない理由を考えてみました。

 

 

そもそも、みなさんは音楽をいつ聴くのでしょうか

  • 車に乗ってるとき
  • ジョギングなどスポーツしてるとき
  • 家で

大体このあたりではないでしょうか

 

 僕は20年ほど水泳をしています。そして、泳いでいる最中は音楽を聴くということはできません。

もちろんウォークマンを水の中に、入れられないということもあります。しかし、それよりも泳いでいる水の音を聴くことで自分がどの程度の速度で泳いでいるか、どのような姿勢で泳いでいるかを音から把握しているため音楽を聴く余裕がありません。

これはバイクでも一緒です。僕は車よりもバイクをよく乗ります。バイクでは両耳を塞ぐものを着用しながらの使用は安全上認められていません。しかし、それ以上に風切り音や異音がないかを常に聴くことで速度や状態を把握しています。

また、以前片耳のみイヤホンをつけて走行していたときに、転倒して危険な目にあいました。そのため片耳であってもイヤホンをつけることは避けています。

 

つまり僕は、物理的に、ルール的に、心理的に、音楽を聴くという環境にありません。

そのため、家で音楽を聴くこともありません。

 

 

もちろんジョギングをしたり車の運転をする際に音楽をかけてみたこともあります。しかし、風切り音を邪魔する音楽を聴くと、状態把握が行えなくなり非常にストレスになります。よく車の運転中、助手席の友人が曲をかけていた際に、気が散ってしまうために音量を下げたりしてしまうこともあります。この他、ゲームのBGMなども聞こえてはいるもののストレスとして脳でシャットアウトしているためあまり意識して聞くことがありません。

 

もちろん、これは僕だけで、音楽を聴いて集中力を高める水泳選手や、片耳トランシーバーで音楽を聴くバイク乗りの方も多くいると思います。

 

 

恐らく僕は音楽が嫌いなのでしょう。

 もしかしたら水泳やバイクの自分一人の世界をなにかに邪魔されたくないのかもしれません。

 

 

 

 大体まとめてみましたが、こんなところでしょう。理解してもらえないかもしれませんがこういう人間もいるということを少し書きたかったのです。

 

 

 

(ちなみに、バイクに乗りながら一人カラオケはよくやるのです。これは歌うことによるストレス発散のほうが強力だからかもしれません。)