バイクとカメラと戯れ言

バイクはXJ600 diversion、カメラはDMC-CM1、旅の様子やそのほか日々のことを書きます

夫はかならず妻の味方にならなければならない。

最近結婚しました。
まだ同居ができておらず、引っ越しや、結婚式の準備を進めている最中です。
結婚するにあたり、いろいろな書籍を読んだり、周りの人からいろんなアドバイスをいただきました。

アドバイスを聞く中でこのようなことを多く聞きました。

・子供が生まれると妻は変わってしまい、かまってくれなくなる。
 そこから夫婦関係がいまいちになってしまった。

これは子供を生んだ妻は母親に変わるということなのでしょう。

今回はこれを掘り下げていきたいと思います。
少し話が変わりますが、私は去年骨髄提供手術を受けました。
全身麻酔の必要な手術で万が一には死亡の可能性もあります。
そして最終同意の確認のために、身内の出席が必要になります。
私は母に同意をお願いしたところ、母だけでは不安ということで、弟も呼び、仰々しく最終同意を行いました。
死亡の可能性があるとはいえ、ここ数十年日本では発生していませんし、手順も確立されている手術方法です。
そのため手続き上の同意をしてくれればいいと考えていた私は、母がここまで心配し、弟まで呼んでくるとは驚きでした。
他にも入院を伴ったため母が多くの手助けをしてくれました。
その時の主治医のベテランのおばちゃん先生が、
「母親にとって息子は永遠の恋人だからね。心配なのよ。」
といっていたのが印象的でした。
母親にとっての息子は永遠に最も大切な人間なのだと実感しました。
それと同時に息子を脅かす人は、母親にとって最大の敵になるのではないかと考えました。

そこで最大の敵になる人物は誰かを考えたところ、この二人の人物に考えが至りました。

・夫

・嫁

まず、夫について考えます。

母親にとっての夫という存在は味方にもなれば最大の敵にもなるのではないかということです。
特に出産直後の子育て中に、子育てに参加しなかった夫に対する恨みは一生続くともいわれます。
これは息子を守らなければならない時に、父親が手助けをしなかったために、息子の存在を脅かす敵に認識が変わってしまうのだと思います。
また人助けにおいて、何もしない人と中途半端に助けた人では、中途半端に助けた人の方が恨みを買ってしまうことがしばしばあります。
何もしない他人より、都合のいいときだけ手助けする夫の方が恨みを買ってしまうことはよくありそうです。

そうして妻は夫が息子を脅かす最大の敵という認識になってしまうのでしょう。

つまり、妻の味方として子育てを一緒にすることはとても大切だといえます。

 

次に嫁について考えます。

そこまでして育てた大事な息子の存在を脅かす次の存在が現れます。
それが息子の妻である嫁です。
嫁は大事な息子を連れ去る最大の敵です。
世の中に多くの義母についてのお母さん達の愚痴は尽きることがありません。
義母にとって嫁である妻は最大の敵なのです。
一緒に生活してうまくいくわけがありません。
そのうえ夫が義母にとっての息子になってしまうと妻の味方はいなくなります。
もし夫婦の間に息子がいれば、なおさらうまくいくわけがありません。
そうなれば夫と義母は、妻にとって息子を脅かす最大の敵になってしまいます。

ここでも大切なことは、夫は必ず妻の味方になるということです。

まとめると以下の通りになります。

  • 妻は子供を産むと母親になる
  • 母親は子供、特に息子はもっとも大切な存在である
  • 息子を脅かす存在は敵である
  • 夫はかならず妻の味方にならなければ敵になる

つまり、良い夫婦の関係を続けるためには、夫はかならず妻の味方になるという結論に至りました。

さてこの結論ですが、性悪説と深く関わっているなと感じました。

性悪説というものは「人は生まれながらにして悪である。その後勉強して知識をつけることで善になる」というものです。

これは夫婦にとってもいえるのではないかと思います。
生まれたばかりの夫婦という共同経営体はそのままの状態は悪、良くないみたい状態であるが、知識をつけて努力を続けていくことで善、良い夫婦になれる。ということだと思います。

そのためには、プロポーズの時の心を思い出し、幸せな家庭を築いていくために、二人で考え、改善を続けることが大切ではないかと思いました。

 

そんなことを考えながら、引き続き引っ越しの準備を続けようと思います。